モテる要素(各論①の思い出)
モテるための要素
①ある程度の顔面
②ある程度の体つき
③そこそこの収入
④最低限のコミュ力
もう少し詳しく考えてみよう。
①ある程度の顔面
高校生時代の忘れられない事。男子校に通っていた俺は、すっかり女っ気のない生活を送っていた。
当然出会いが欲しくなり、ネットワークを活用して合コン参加にこぎつけた。
人生初の合コン、久しぶりの女子。超絶テンションが上がっていた。
嬉しくなった俺は誰かに話さずにはいられなくなり、なぜかクラスで別に仲良くもない性格も特段いいとは言えない奴に自慢しに行った。
ところがこれが良くなかった。そいつは口も悪い奴だったのだ。そんなことにも気づかないくらい舞い上がっていたのだろう。迂闊にそいつに合コンに行くことを伝えると、
「え?合コン行くの?その顔で?」
これを言われた後、ショックすぎて記憶がショートしてその日のことは覚えていない。
ただ一つ、
「俺は合コンに行けるような顔でない」
これだけを植え付けられたような気がした。
別に顔に自信があったわけでもないけど、なかったわけでもない。面と向かって見た目をディスられ、思春期の多感な童貞野郎の俺には十分すぎるダメージだった。
俺は傷ついた。激しく傷ついた。
あれ?話は飛ぶけど今考えると、
アイツ、マジむかつくわ!
ブログ書いてて腹たってきたわ。思い出し怒りだわ。なんでそんなことあいつに言われなきゃいけないんだ。ぐおおおおー!
1,2,3,4,5,6。ああ、落ち着いてきた。。(アンガーマネジメントの才能あり)
さて合コンはというと、激しく動揺したまま参加した俺に勝ち目はなく、成果なしに終わる。
そんなボロボロの精神状態だった俺の唯一の見せ場は、
カラオケでサザンのLove Affairをモノマネで歌い、中笑いをとったこと
傷つきながらも、モノマネを披露したという当時の俺の勇気に賛辞を送りたい。(どうも傷つきやすい性格)
そんなわけで、俺の中の見た目に対するこだわりが芽生えていったのである。